沖縄県立八重山商工高等学校

躍進

1.学校の概要
本校は昭和41年(1966年)9月20日に琉球政府立八重山商工高等学校として認可され、昭和44年に定時制課程が併置、平成3年(1991年)に普通科系の人文科が設置されました。

平成17年度からは「機械科」「電気科」2学科2学級を「機械電気科機械コース・電気コース」1学科2コース1学級に改 編し、「情報技術科」1学科1学級 を新設しました。また、「商業科」1学科2学級は「会計システムコース」「情報ビジネスコース」「観光コース」の1学科3コース2学級に改編しました。 「人文科」は廃科され、学習内容の一部を「観光コース」に引き継いでいます。
本校は工業科と商業科が併設された県内でも特色のある学校です。

2.設置学科等

 課程

       学科・コース

 募集定員

 推薦入学定員

 

 全日

機械電気科

機械コース

   20

  

  各科・コース

  募集定員の
   30%

電気コース

   20

情報技術科

   40

商業科

会計システムコース

   30

情報ビジネスコース

   30

観光コース

   20

3.教育目標
校訓 「友愛津梁」(友愛の精神を以て、広く世界を結ぶ架け橋となり、有為な人材となる)に示すように、産業及び文化の進展に貢献し得る、国際感覚を備えた教養豊かな教育を目指しています。

4.特色ある教育活動

(1)本校は男女比に配慮し、工業科と商業科のミックスホームルームを編成しています。

(2)各学科・コースの専門科目に応じた各種資格・検定等の取得を奨励し、工業科はジュニアマイスター取得、

商業科は多種目一級取得を推進しています。

(3)各種資格・検定等によっては、その結果を評価し増加単位として認定していす。

(4)「職場実習」により、地元事業者の教育力を活用しています。35年以上という日本でも長い歴史を持ち、

その職場実習を学校外学習として単位認定しています。

(5)海外修学旅行(中国・台湾)を実施しています。台湾花蓮市の姉妹校(花華高級中学)等との教育・文化の交流を図っています。

5.教育課程の特色

(1)各教科・科目及び特別活動の調和を図り、活気に満ちた学校生活を創出します。

(2)生徒の能力・適正・進路を十分考慮し、生徒一人一人の個性の伸長を図る。総合選択制を導入し、将来の

進路等に合わせて選択できる教育課程を編成しています。

(3)学校の教育活動全体を通じて、健康・安全に関する実践活動を重視しています。

(4)勤労に関わる体験的な学習を行うことにより、望ましい勤労観や職業観の育成に努めています。

6.生徒会・部活動

自主的な生徒会活動を目指し、生徒会執行部を中心に、新入生歓迎スポーツ大会、お楽しみコンサート、予餞会、卒業式第二部など、行事の企画・運営に積極的に取り組んでいます。

また、文化祭、商工祭、体育祭などの学校行事に加え、各種専門委員会による校内弁論大会、新聞コンクール、遅刻0(ゼロ)週間など、生徒達自身が学校生活や地域・社会に目を向けた活動も行っています。

部・同好会面では、それぞれの目標に向けて日々活発に活動しています。

7.卒業生の進路

平成24年度卒業生(150名)の内、就職決定者62名(決定率100%)、進学決定者87名(決定率100%でした。

進学決定者は大学・短大17名、専修各種が70名となっています。

就職決定者は島内就職6名、沖縄本島12名、県外40名、就職進学4名となっています。県外は東京都、神奈川県、愛知県、大阪府が主な就職先で、職種はホテル・リゾート、電気工事、販売などとなっています。