沖縄県立八重山商工高等学校

学校長あいさつ

校長  波平 孝夫


本校は、昭和42年4月に開校した日本最南端及び最西端の高等学校です。

現在、全日制課程は工業系の機械電気科機械コース(定員20名)、電気コース(定員20名)、情報技術科(定員40名)、商業系の商業科会計システムコース(定員30名)、情報ビジネスコース(定員30名)、観光コース(定員20名)で編成され、定時制課程は商業科(定員40名)で編成されています。

「友愛津梁」を校訓とし、産業及び文化の進展に貢献し得る国際感覚を備えた教養豊かな人材育成を目指しています。これまでに七千人余の卒業生を送り出し、多くの方々が八重山や県内外で活躍しています。

特色ある教育活動として、男子生徒の多い機械電気科及び情報技術科と女生徒の多い商業科を一緒にして男女比を半々にしたミックスホームルームを編成しています。また、各学科の専門科目に応じた多くの各種資格・検定等の取得を奨励し、実習・課外講座等で力を付けさせ、工業科はジュニアマイスターゴールドや機械加工技能士2級など、商業科は6種目1級(6冠)取得者を輩出するなどの成果をあげています。また、他学科・コースの科目を選択できる総合選択制の教育課程も実施しています。


「職場実習」は地元事業者の協力の下に昭和45年度から実施され40年余の歴史を誇り、校外学習として単位認定を行っています。また、中国への海外修学旅行等を通して海外との教育・文化の交流を図っています。平成26年度は台湾の花蓮工業高等学校との交流が始まり、5月には花蓮工業高等学校からのホームステイの受け入れもあります。

学校教育においては10年先、20年先、あるいは50年先を見据え、どのように社会が変化しても柔軟に対応し、たくましく生きていく人材を育ていくことが求めれております。
本校においてはこれからの社会に柔軟に対応できる「世界を結ぶ架橋となる人材」の育成を目指し、「文武両道」を学校教育のあらゆる場や機会で実践するとともに、「キャリア教育の充実」「国際性を培う教育」「普通教育及び専門教育の充実」及び「生涯学習の推進」に取り組んでまいります。