沖縄県立八重山商工高等学校

学校長より

校長挨拶

沖縄県立八重山商工高等学校

校 長 仲山 久美子

 

 本校のホームページへアクセスいただき、ありがとうございます。

 本校は、八重山郡民の強い要望により、昭和41年9月20日琉球政府立八重山商工高等学校として設立認可され、八重山地区における商業及び工業教育の基幹校として開校し、今年創立55年目を迎える専門高校です。工業系の機械電気科(機械コース・電気コース)、情報技術科、商業系の商業科(会計システムコース・情報ビジネスコース・観光コース)で編成され、「友愛津梁」を校訓とし、産業及び文化の進展に貢献し得る国際感覚を備えた教養豊かな人材育成に努め、これまでに14,564名の卒業生を送り出してまいりました。

 特色ある教育活動として、全国に先駆けて学科の垣根を越えた学級編成であるミックスホームルームの編成や他学科・コースの科目を選択できる総合選択制の教育課程で多様な学びや体験が可能となっています。また、各学科の専門科目に応じた多くの各種資格・検定等の取得を奨励し、実習・課外講座等で力を付け、工業科はジュニアマイスターゴールドや機械加工技能士2級など、商業科は簿記検定や中国語検定取得で成果をあげています。

 その他、スポーツ面や文化面においても全国的に顕著な実績を挙げており、平成18年の野球部春夏連続甲子園出場、同年11月には機械工作部がエコデンレース全国大会で優勝、平成19年8月には、郷土芸能部が第31回全国高文祭で文化庁長官賞受賞等、本校の歴史に燦然と輝き、日々、職員や在校生の励みになっています。

 また、日本最南端の高等学校であると同時にアジアの中心であるここ沖縄、八重山において、校訓「友愛津梁」に込められた「友愛の精神を以て、広く世界を結ぶ架け橋となり、有為な人材となる」のもと、観光コースを中心に中国語を学び、台湾省立花蓮高級中学(現在は國立花蓮高級中学)の訪問、姉妹校締結など、継続した親善交流でグローバルな人材育成を行っています。

 昨年は、新型コロナウイルス感染拡大による長期休校や分散登校、高校総体や各種大会の中止が相次ぎ、生徒たちの力を発揮する場が失われました。また、デジタル化や情報社会への移行で、遠隔授業の実施やリモート面接等の対応も余儀なくされましたが、生徒達は変化の激しい中においても柔軟に対応し、自分の進む道を見失うことなく高校生活を充実させています。

 保護者、卒業生、地域の皆様のより一層の温かいご支援とご協力をいただきますよう宜しくお願いいたします。

商工五大用語

「こんにちは」というふれあいの気持ち

「いらっしゃいませ」という敬いの気持ち

「失礼します」という謙虚な気持ち

「ありがとうございます」という感謝の気持ち

「お願いします」という素直な気持ちで、職員・生徒一丸となり

令和3年度をスタートさせております。

令和3年 4月15日